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2026キャンピングカーで北海道・東北星空スポット完全ガイド

✨ この記事でわかること
  • 🌟 2026年は流星観測の「当たり年」!ペルセウス座&ふたご座流星群の絶好条件
  • 🔭 北海道最高峰の星空スポット(知床峠・支笏湖・定山渓)完全ガイド
  • ♨️ 東北の温泉×星空の贅沢プラン(月山志津温泉・弓張平公園)詳細マップ
  • 🏔️ 光害レベル別おすすめスポット&季節別観測カレンダー
  • ❄️ 冬季観測の安全対策&必携装備リスト完全マニュアル

「星が降ってくるような夜空」を見たことはありますか?

都会では決して味わえない漆黒の闘の中、天の川が空を二分し、流れ星が次々と夜空を駆け抜ける——そんな体験が、北海道・東北では現実のものになります。

そして2026年は、流星観測において「当たり年」と言われています。8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群が、どちらも月明かりの影響をほとんど受けない好条件で観測できるのです。

この記事では、キャンピングカーオーナーの皆さんに向けて、北日本の厳選星空スポットと、季節ごとの観測計画を詳しくご紹介します。

🔭 2026年、なぜ「星空の当たり年」なのか

流星群の観測で最も重要なのは「月明かりの有無」です。満月の夜は明るすぎて、暗い流れ星が見えなくなってしまいます。

2026年は、三大流星群のうち2つが絶好の条件で観測できます。

✨ 2026年は流星観測の当たり年 ✨

三大流星群 観測条件カレンダー

2026年は2つの流星群が絶好の条件で観測可能!

観測困難
好条件
最高条件
しぶんぎ座流星群
Quadrantids
ピーク日
1月4日
月齢
🌕 15
出現数
約120個/時
観測困難
極大時刻が薄明と重なり、満月の明るさで流星が見えにくい
ペルセウス座流星群
Perseids
ピーク日
8月12〜13日
月齢
🌑 0
出現数
約100個/時
絶好!月明かりなし
月明かりの影響ゼロ。夏の夜空に多数の流星が期待できる
🌟
ふたご座流星群
Geminids
ピーク日
12月14日
月齢
🌒 6
出現数
約150個/時
2026年最大のチャンス!
極大が深夜23時頃。月齢6で影響軽微。年間最多の流星数

🔭 2026年の観測戦略

🏕️ 夏のベスト

8月12〜13日のペルセウス座流星群は新月と重なる絶好機。知床峠など光害の少ない場所で。

♨️ 冬のベスト

12月14日のふたご座流星群は年間最大のチャンス。温泉地で温まりながらの観測を。

💡 キャンピングカー旅行者へのポイント
ふたご座流星群のピークは12月14日23時頃。深夜の観測になるため、車中泊できるキャンピングカーなら、温かい車内で休憩しながら何度も外に出て観測できます。一般の観光客には真似できない特権ですね!

2026年に見られるその他の注目イベント

  • 3月3日 皆既月食:20時頃から約1時間、赤銅色の月が見られます。2026年に日本で見られる唯一の月食です。
  • 3月8日 金星と土星の接近:夕方の西空で、2つの惑星が並ぶ美しい光景。
  • 10月6日 木星の掩蔽:月が木星を隠す珍しい現象。望遠鏡があれば最高です。

🦌 北海道エリア:究極のダークスカイを求めて

北海道は日本国内でもトップクラスの「暗い夜空」を誇ります。広大な国立公園、人工の光がほとんどない原野——キャンピングカー旅行者にとって、まさに聖地と言える場所です。

📍 知床峠展望台(羅臼町)【夏季限定・最高評価】

光害レベル:★★★★★(極めて低い)

世界自然遺産・知床半島に位置する標高738mの展望台。周囲に人工の光が一切なく、「星が降ってくるかのような満天の星空」が広がります。

天の川の濃い部分がくっきりと見え、流れ星も数え切れないほど。「今まで見た星空で一番」と多くの人が語る、北海道最高峰の星空スポットです。

知床峠の星空
知床峠の星空

🚐 キャンピングカー情報

  • 駐車場:あり(無料・大型車可)
  • トイレ:あり
  • ベストシーズン:5月〜10月
  • 注意:10月下旬〜4月は道路通行止め

🎯 おすすめ観測プラン
8月12日のペルセウス座流星群に合わせて訪問。知床五湖や羅臼の観光と組み合わせ、日中は自然散策、夜は星空観測という贅沢な旅程が組めます。

📍 支笏湖(千歳市)【通年OK・冬季の最有力候補】

光害レベル:★★★★☆(低い)

札幌近郊でありながら、山々に囲まれた湖畔は光害が少なく、透明度抜群の湖面に星空が映り込む「星の海」のような神秘的な光景が楽しめます。

新千歳空港から車で約45分、札幌からも約1時間と抜群のアクセス。冬季も道路が閉鎖されないため、12月のふたご座流星群観測には最適な選択肢です。

支笏湖からの天の川
支笏湖からの天の川

🚐 キャンピングカー情報

  • 周辺にRVパーク・オートキャンプ場あり
  • 日帰り温泉施設も充実
  • 冬季はスタッドレスタイヤ必須
  • 支笏湖氷濤まつり(1〜2月)と組み合わせも◎

🎯 おすすめ観測プラン
12月14日のふたご座流星群狙いなら、支笏湖温泉で体を温めてから、湖畔の駐車場で観測。寒くなったらキャンピングカーに戻って休憩——を繰り返すスタイルがおすすめです。

📍 定山渓ダム(札幌市)【温泉&星空の欲張りプラン】

光害レベル:★★★☆☆(やや低い)

札幌市内から車で約1時間。人気の定山渓温泉のすぐ近くにありながら、ダム周辺は意外なほど暗く、多くの星を観察できます。

「星空観測は楽しみたいけど、温泉も外せない」という方に最適。昼は紅葉や渓谷散策、夕方は温泉、夜は星空——と、北海道の魅力を凝縮した旅程が組めます。

定山渓の天の川
定山渓の天の川

🚐 キャンピングカー情報

  • 定山渓温泉街に駐車場多数
  • 日帰り入浴施設が充実
  • 札幌市天文台の観望会と組み合わせ可能

その他の北海道おすすめスポット

🏔️ 然別湖(鹿追町)

大雪山国立公園内の神秘的な湖。風のない夜は湖面に星空が映り込み、まるで宇宙に浮かんでいるような感覚に。夏季のみアクセス可能。

然別湖の星空(CGイメージ)

🌿 神仙沼(共和町)

標高765mの高層湿原。周囲の山々が光害を遮り、水面に映る星空は「天然のプラネタリウム」。ニセコ観光と組み合わせやすい。

神仙沼付近の山道から(CGイメージ)

♨️ 東北エリア:温泉×星空の贅沢キャンプ

東北地方の魅力は、アクセスの良さと温泉の豊富さ。北海道ほどの究極の暗さはないものの、奥羽山脈沿いには素晴らしい星空スポットが点在しています。

さらに、冬季も利用できる天文台や温泉宿が多いため、「寒さが苦手だけど冬の星空を見たい」という方には東北がおすすめです。

📍 月山志津温泉エリア(山形県西川町)【冬季イチオシ!】

光害レベル:★★★★☆(低い)

月山麓の歴史ある温泉街。標高約600mの高地で空気が澄んでおり、街灯も少ないため、温泉街にいながら満天の星空が楽しめる稀有なスポットです。

冬の観測は寒さとの戦いですが、ここなら「温泉で体を温める → 星空観測 → また温泉」という最高のループが可能。2026年12月のふたご座流星群には、ぜひ候補に入れてください。

🚐 キャンピングカー情報

  • 温泉宿の駐車場は要確認(大型車不可の場合あり)
  • 道の駅にしかわは車中泊に人気
  • 冬季は積雪が多いため、4WD+スタッドレス推奨
  • 山形市から車で約1時間
月山志津温泉雪旅籠

📍 弓張平公園(山形県西川町)【夏の流星群観測に最適】

光害レベル:★★★★☆(低い)

標高約600mに広がる広大な自然公園。見渡す限りの芝生が広がっているため、寝転がって全天を見渡すのに最適です。

流星群の観測では「どの方向を見るか」を気にする必要がありますが、ここなら360度開けているため、ただ空を見上げているだけで流れ星が視界に飛び込んできます。

弓張平公園ペルセウス流星群
弓張平公園ペルセウス流星群

🚐 キャンピングカー情報

  • 広い駐車場あり
  • 山形市から車で約1時間
  • 夏季はキャンプ場としても利用可能
  • 月山志津温泉と組み合わせやすい立地

🎯 おすすめ観測プラン
8月12日のペルセウス座流星群なら、日中は月山トレッキング、夕方は志津温泉、夜は弓張平で寝転がって流星観測——という贅沢コースが組めます。

🔭 専門家のサポートを受けるなら:北海道・東北の公営天文台

彗星や深宇宙天体(銀河・星団)を観測したいなら、大型望遠鏡を備えた公営天文台がおすすめです。専門スタッフの解説を聞きながら、肉眼では見えない天体の姿を楽しめます。

銀河の森天文台(北海道陸別町)

銀河の森天文台は国内最大級の公開望遠鏡(115cm反射望遠鏡「りくり」)を備えた本格派。「日本一寒い町」ならではの光害ゼロ環境で、肉眼で6等星まで見える圧倒的な暗さ。冬季は氷点下30℃になることも——防寒対策は万全に。

銀河の森天文台
銀河の森天文台

奥州宇宙遊学館(岩手県)

奥州宇宙遊学館では毎月第2土曜日に天体観測会を開催(19:00〜20:30)。冬季も開館しているため、低温彗星の観測などに最適。

奥州宇宙遊学館

鹿角平天文台(福島県)

鹿角平天文台は鮫川村の観光牧場内にある天文台。一般開放イベントあり。周辺は光害が少なく、施設外での肉眼観測も◎。

鹿角平天文台

一戸町観光天文台(岩手県)

プラネタリウム(50席)を備えた施設。悪天候時のバックアッププランとしても活用できます。

その他の東北おすすめスポット

🌸 雄国沼(福島県北塩原村)

磐梯朝日国立公園内、標高約1,000mの静かな高地。ブナ林に囲まれた神秘的な環境で、秋から冬にかけて空気が澄み、星々が際立って見えます。アクセスは少し大変ですが、その分「秘境感」は抜群。

 雄国沼
雄国沼

🌊 三陸復興国立公園・浄土ヶ浜周辺(岩手県)

太平洋に面した海岸沿いは、内陸の街明かりを避けやすく、東側の低い空まで広く観測可能。春〜秋の東の空の天体観測に適しています。昼は海岸線のドライブ、夜は星空という組み合わせも◎。

浄土ヶ浜の星
浄土ヶ浜の星

⚠️ 冬の星空観測を安全に楽しむために

北海道・東北の冬は、本州の感覚とはまったく違います。夜間の気温は氷点下15℃を下回ることも珍しくありません

キャンピングカーがあれば暖かい車内に逃げ込めますが、それでも外での観測中は万全の対策が必要です。

🧊 冬季観測の絶対ルール

【移動について】

  • スタッドレスタイヤは必須(オールシーズンタイヤは不可)
  • 4WD車両を強く推奨
  • 路面凍結情報を必ず事前確認
  • 遠隔地での長時間の単独待機は避ける

【防寒装備】

  • 極地仕様のダウンジャケット
  • 断熱ブーツ(長靴タイプ推奨)
  • インナーグローブ+オーバーグローブの2重構造
  • 使い捨てカイロを大量に(靴用・貼るタイプ)
  • ネックウォーマー、ニット帽

【観測スタイル】

  • 30分観測 → 車内で15分休憩のサイクルを繰り返す
  • 温かい飲み物を魔法瓶で準備
  • 足先の冷えが最大の敵。断熱マットの上に立つのも有効

🎒 星空観測キャンプに持っていくもの

🔦 観測の必需品

  • 赤色ライト(白色ライトは夜間視力を奪います)
  • 星座早見表またはスマホアプリ
  • 双眼鏡(7×50程度がおすすめ)
  • レジャーシート(寝転がって観測用)
  • 折りたたみ椅子(長時間観測用)

🔋 あると便利なもの

  • 予備バッテリー(寒さでスマホの電池消耗が激しい)
  • 三脚+スマホホルダー(星景写真撮影用)
  • 魔法瓶(温かい飲み物)
  • 毛布またはシュラフ(車外で包まる用)
  • 虫除けスプレー(夏季)

💡 ワンポイントアドバイス
夜間視力(暗闘順応)が整うまでには約20〜30分かかります。観測地に着いたら、スマホも見ずにしばらく暗闔に目を慣らしましょう。これだけで見える星の数が劇的に変わります!

📅 季節別おすすめプラン

北海道・東北の星空スポットを季節ごとにご紹介

❄️

12月〜3月

支笏湖 月山志津温泉 奥州宇宙遊学館
🌟ふたご座流星群 冬の大三角 オリオン座 🌕皆既月食(3月)
🚐

温泉で体を温めながら観測するスタイルが◎。スタッドレスタイヤ必須!

🌸

4月〜5月

知床峠(開通後) 三陸復興国立公園
☄️こと座流星群 ☄️みずがめ座η流星群 春の大三角
🚐

知床峠の開通(例年4月下旬)を確認してから出発を。桜と星空の共演も狙えます。

🌻

6月〜8月

知床峠 然別湖 弓張平公園
🌟ペルセウス座流星群 🌌天の川 夏の大三角
🚐

8月中旬が年間ベストシーズン!虫除け対策を万全に。夜も比較的過ごしやすい気温です。

🍁

9月〜11月

知床峠(閉鎖前) 雄国沼 鹿角平天文台
🌀アンドロメダ銀河 秋の四辺形 🍂紅葉×星空
🚐

空気が澄んで星が綺麗に見える季節。知床峠は10月下旬閉鎖なのでお早めに!

🔭 2025-2026 天文イベントカレンダー

これから迎える主要な天文現象のタイムライン。
特に2026年のペルセウス座流星群は月明かりの影響が少なく、絶好の観測チャンスです。

流星群

ふたご座流星群

2025年12月14日

冬の代表的な流星群。一晩中観測可能で、出現数も多い。東北の冬は寒さが厳しいが、空の透明度は最高。毎時150個の出現が期待できます。

流星群

しぶんぎ座流星群

2026年1月4日

新年の幕開けを飾る流星群。極大時間が短いため、事前の時間確認が必須。2026年は満月と重なり条件は厳しい

月食

皆既月食

2026年3月3日

20時頃から約1時間、赤銅色に染まる月を観測できます。2026年に日本で見られる唯一の月食。観察しやすい時間帯なので必見です。

最良条件

ペルセウス座流星群

2026年8月12〜13日

2026年は月明かりの影響がほぼなく最良の観測条件。北海道・東北の高原でのキャンプ観測がおすすめ。夏の天の川との共演も楽しめます。

掩蔽

木星の掩蔽

2026年10月6日

月が木星を隠す希少な天文現象。双眼鏡や望遠鏡があれば、木星が月の縁に消えていく様子を観察できます。

最良条件

ふたご座流星群

2026年12月14日

2026年最大の観測チャンス!月齢6で月明かりの影響が少なく、極大時刻が23時頃と深夜に重なる絶好条件。支笏湖や月山志津温泉での観測がおすすめ。

🌌 星空の「暗さ」ランキング

ボートルスケール(光害レベル)に基づく比較。
数値が低いほど暗く、星空観測に適しています。

光害レベル比較(ボートルスケール)

東京(新宿) レベル 9
都心
仙台(郊外) レベル 6
郊外
十和田湖(青森) レベル 3
良好
浄土平(福島) レベル 2
優秀
陸別町(北海道) レベル 1
最高
1 = 最高の暗さ 9 = 都心部(観測困難)

🏆 陸別町(北海道)

「日本一寒いまち」としても知られるが、その空気の透明度と光害の無さは世界レベル。肉眼で6等星まで見え、オーロラ観測の実績もある。

🔭 浄土平(福島)

標高1,600m。雲海の上に出ることが多く、下界が曇っていても星が見える「天空の天文台」。天文学者が選ぶ星空スポットの常連。

💡 ボートルスケールとは?

天文学者ジョン・ボートルが考案した光害の指標。レベル1(完全な暗闇)からレベル9(都心部)まで9段階で評価します。

📍 厳選スポット & 観測ターゲット

北海道から福島まで、各県のベストスポットと
そこで狙いたい天体をご紹介します。

北海道Hokkaido

🦊

銀河の森天文台(陸別町)

光害フリー。肉眼で6等星まで見える暗さ。日本最大級の公開望遠鏡も設置。

  • 天の川(銀河中心部)
  • 北極星(こぐま座)
  • オーロラ(稀に観測可)

岩手県Iwate

🐄

小岩井農場

広大な敷地と岩手山を背景にした星景写真の名所。一本桜と星空の組み合わせが人気。

  • 冬のダイヤモンド
  • プレアデス星団(すばる)

宮城県Miyagi

🎑

蔵王連峰

標高が高く、雲海の上から星空を見下ろせる。御釜と星空の撮影スポットとしても有名。

  • カシオペア座
  • 仙台平野の夜景と星

福島県Fukushima

🔭

浄土平

天文学者が選ぶ「空が美しい場所」の常連。標高1,600mの天空の天文台。

  • 夏の大三角
  • さそり座

秋田県Akita

👹

田沢湖

湖面に映る星空が幻想的。日本一深い湖の神秘的な雰囲気と星空を堪能できる。

  • はくちょう座(デネブ)
  • アンドロメダ銀河

山形県Yamagata

🍒

月山

高山植物と星空のコントラスト。志津温泉で温まりながらの観測がおすすめ。

  • こと座(ベガ)
  • わし座(アルタイル)

🌌 北海道・東北星空観測2026 よくある質問

✨ 2026年が「星空の当たり年」と言われる理由は?初心者におすすめの観測時期は?

2026年は三大流星群のうち2つが月明かりの影響をほとんど受けない絶好の条件で観測できます!

🌟 2026年の観測チャンス:

  • 8月12〜13日 ペルセウス座流星群:新月(月齢0)と重なり月明かりゼロ・毎時約100個の流星
  • 12月14日 ふたご座流星群:月齢6で影響軽微・極大が23時頃の好条件・年間最多の毎時約150個
  • 3月3日 皆既月食:20時頃から約1時間・赤銅色の月が観測可能

🔰 初心者におすすめの時期:

  • 夏(8月):気温が温暖で長時間観測しやすい・知床峠や弓張平公園がベスト
  • 冬(12月):空気が澄んで星が綺麗・温泉と組み合わせれば寒さ対策も完璧(支笏湖・月山志津温泉)

💡 ポイント:流星群は特別な機材不要。肉眼で十分楽しめるので、キャンピングカーで温かく過ごしながら気軽にチャレンジできます!

🏔️ 北海道・東北で「最も暗い星空」が見られるスポットはどこ?光害レベルは?

光害レベル別おすすめスポットランキング:

⭐ 最高レベル(ボートルスケール1〜2):

  • 銀河の森天文台(北海道陸別町):肉眼で6等星まで見える国内トップクラスの暗さ・日本最大級の公開望遠鏡(115cm)完備
  • 知床峠展望台(北海道羅臼町):世界自然遺産内で人工の光ゼロ・「星が降ってくるような満天の星空」(5月〜10月限定)

🌟 優秀レベル(ボートルスケール2〜3):

  • 浄土平(福島県):標高1,600m・天文学者が選ぶ「空が美しい場所」常連・雲海の上から観測可能
  • 弓張平公園(山形県):標高600mの広大な芝生・360度開けた視界で流星観測に最適

💫 良好レベル(ボートルスケール3〜4):

  • 支笏湖(北海道千歳市):札幌近郊ながら光害少ない・湖面に映る「星の海」が神秘的・通年アクセス可能
  • 月山志津温泉(山形県):標高600m・温泉街ながら街灯が少なく満天の星・冬季イチオシ

🎯 選び方のコツ:究極の暗さなら夏の知床峠、アクセス&温泉重視なら冬の支笏湖・月山志津温泉がおすすめです!

❄️ 冬季の星空観測で絶対に必要な装備と安全対策は?気温はどれくらい?

北海道・東北の冬は夜間氷点下15℃以下になることも。万全の準備が必要です!

🧊 必須の防寒装備:

  • 極地仕様ダウンジャケット:-20℃対応のもの(モンベル・ノースフェイス等)
  • 断熱ブーツ:ソレルやコロンビアの長靴タイプ推奨(普通のブーツは足先が凍える)
  • 2重グローブ:インナーグローブ+厚手オーバーグローブ(操作時は外せるように)
  • 使い捨てカイロ:大量に準備(靴用・貼るタイプ・手持ち用)
  • ネックウォーマー・ニット帽:首と頭部からの放熱を防ぐ

🚙 車両・移動の安全対策:

  • スタッドレスタイヤ必須:オールシーズンタイヤは不可
  • 4WD車両を強く推奨:凍結路面での安定性が段違い
  • 路面凍結情報を事前確認:出発前に必ずチェック
  • 遠隔地での単独待機は避ける:緊急時に助けを呼べる環境を

⏰ 観測スタイルの工夫:

  • 30分観測→15分車内休憩のサイクル:無理せず温まる時間を確保
  • 温かい飲み物を魔法瓶で準備:体の内側から温める
  • 断熱マットの上に立つ:足先の冷えが最大の敵

💡 キャンピングカーの利点:寒くなったらすぐに温かい車内に戻れるのが最大のメリット。一般観光客には真似できない贅沢な観測スタイルです!

🔭 星空観測に必要な機材は?初心者でも楽しめる観測方法は?

流星群や天の川は肉眼で十分!特別な機材がなくても北海道・東北の星空は感動的です。

🌟 肉眼観測で楽しむ(初心者おすすめ):

  • 流星群:特別な機材不要・寝転がって全天を眺めるだけでOK
  • 天の川:暗い場所なら肉眼でくっきり見える・知床峠や浄土平がベスト
  • 冬の大三角・夏の大三角:明るい星の配置なので簡単に見つけられる
  • オリオン座:冬の代表的な星座・初心者が最初に覚えるべき星座

🔦 あると便利な基本装備:

  • 赤色ライト:白色ライトは夜間視力(暗順応)を奪う・ヘッドライトの赤色モード推奨
  • 星座早見表またはスマホアプリ:「星座表」「Star Walk」等が便利
  • レジャーシート:寝転がって観測用・防水タイプがおすすめ
  • 折りたたみ椅子:長時間観測で首が疲れないように

🔭 ステップアップ装備(中級者向け):

  • 双眼鏡(7×50程度):月のクレーター・星団・銀河が綺麗に見える・価格は1〜3万円程度
  • 三脚+スマホホルダー:星景写真撮影用・スマホの「夜景モード」で撮影可能

🌌 天文台で本格観測:

  • 銀河の森天文台(北海道):115cm反射望遠鏡で銀河・星雲・星団を観測
  • 奥州宇宙遊学館(岩手県):毎月第2土曜日に天体観測会開催(19:00〜20:30)
  • 鹿角平天文台(福島県):一般開放イベントあり・周辺での肉眼観測も◎

💡 初心者のコツ:観測地に着いたら20〜30分スマホも見ずに暗闇に目を慣らす(暗順応)。これだけで見える星の数が劇的に変わります!

♨️ 温泉×星空を楽しめるおすすめスポットは?車中泊施設情報は?

寒さ対策と癒しを兼ねた温泉×星空プランが北海道・東北の醍醐味です!

🌟 北海道エリア:

  • 支笏湖温泉(千歳市):
    • 星空:湖面に映る「星の海」が神秘的・光害レベル低い
    • 温泉:支笏湖温泉・丸駒温泉・いとう温泉等の日帰り入浴施設充実
    • 車中泊:周辺にRVパーク・オートキャンプ場あり・12月のふたご座流星群に最適
  • 定山渓温泉(札幌市):
    • 星空:ダム周辺は意外と暗く多くの星を観察可能
    • 温泉:定山渓温泉街に日帰り入浴施設多数
    • 車中泊:温泉街の駐車場利用・札幌市天文台の観望会と組み合わせ◎

♨️ 東北エリア:

  • 月山志津温泉(山形県西川町):
    • 星空:標高600mで空気が澄む・温泉街ながら街灯少なく満天の星
    • 温泉:月山志津温泉・つたや・仙台屋等の歴史ある温泉宿
    • 車中泊:道の駅にしかわが人気・冬季は4WD+スタッドレス推奨・12月観測におすすめ
  • 弓張平公園周辺(山形県西川町):
    • 星空:標高600mの広大な芝生・360度開けた視界で流星観測最適
    • 温泉:近隣の月山志津温泉と組み合わせ
    • 車中泊:広い駐車場あり・夏季はキャンプ場としても利用可能・8月のペルセウス座流星群がベスト

🎯 おすすめプラン例:

  • 8月夏プラン:日中は月山トレッキング→夕方は志津温泉→夜は弓張平で流星観測
  • 12月冬プラン:支笏湖温泉で体を温める→湖畔駐車場で観測→寒くなったら車内休憩→また温泉

💡 温泉×星空のメリット:観測で冷えた体を温泉で芯から温められるので、冬でも快適に星空を楽しめます!

✨ まとめ:2026年のベスト観測プラン

2026年は流星観測の「当たり年」。特に以下の2つのタイミングは絶対に押さえておきたいところです。

【夏のベストショット】8月12〜13日 ペルセウス座流星群
→ 知床峠展望台で、月明かりのない漆黒の空に流れる無数の流星を

【冬のベストショット】12月14日 ふたご座流星群
→ 支笏湖または月山志津温泉で、温泉と星空を両方楽しむ贅沢プランを

キャンピングカーがあれば、「温かい車内で休憩しながら、最高のタイミングで外に出て観測する」という、一般の観光客には真似できない楽しみ方ができます。

2026年、あなたも「人生で一番の星空」に出会う旅に出かけてみませんか?

※ご注意
・道路状況や天候は必ず出発前に確認してください
・天文台のイベント日程は変更になる場合があります。公式サイトでご確認ください
・冬季の遠隔地への訪問は、十分な準備と経験が必要です

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キャンピングカー旅に憧れ、ミニバン車中泊からキャンピングカー購入検討中。記事内容は自分が行きたいと思った場所、やりたいと感じた事が基準ですのであらかじめご了承ください。これを機会にいろいろ勉強して皆様にその情報を共有していきますので、まだまだ新米案内人です。よろしくお願いします。