冬の夜空を彩る幻想的なイルミネーション。中部地方には、都会の喧騒を離れた郊外に、数百万球のLEDが織りなす光の芸術空間が点在しています。2025-2026年シーズンは、環境に配慮したLED技術の進化と、体験型演出の充実により、かつてない規模と質のイルミネーションが楽しめます。
本記事では、愛知・三重・岐阜・静岡・長野の各県から厳選した7つのメインスポットを中心に、家族旅行やカップルデート、さらにはキャンピングカーでの周遊にも最適な冬のイルミネーション情報を徹底解説します。
目次
- なばなの里(三重県桑名市)- 中部最大級850万球の世界
- 伊豆高原グランイルミ(静岡県伊東市)- 体験型イルミの先駆者
- 国営アルプスあづみの公園(長野県安曇野市)- 北アルプスを望む光の森
- 時之栖イルミネーション「ひかりのすみか」(静岡県御殿場市)- 富士山麓の魔法の森
- はままつフルーツパーク時之栖(静岡県浜松市)- 果樹園が輝く特別な夜
- 安城産業文化公園デンパーク(愛知県安城市)- 家族で楽しむ光の遊園地
- 国営木曽三川公園(岐阜県海津市)- 無料で楽しむ200万球の輝き
1. なばなの里イルミネーション(三重県桑名市)- 中部地方最大級の光の聖地
圧倒的スケールの「ジパング」テーマ
なばなの里は、中部地方のイルミネーションシーンを牽引する存在です。2025-2026シーズンのテーマは「ジパング」。マルコ・ポーロの『東方見聞録』に登場する黄金の国・日本をモチーフに、浮世絵風の光景が約850万球のLEDで再現されます。

特に圧巻なのが、長さ200メートルに及ぶ光のトンネル「華回廊」。季節ごとに色彩が変化し、まるで万華鏡の中を歩いているような没入感を味わえます。また、水上イルミネーション「光の海」では、池の水面に映る光の反射が幻想的な二重の世界を創り出します。

開催期間: 2025年10月18日~2026年5月31日
点灯時間: 日没後~21:00(季節により変動)
入場料: 大人2,500円〜(時期によって異なります)
LED球数: 約850万球(チューリップまつり期間は約580万球)
アクセス: 近鉄長島駅から車で約10分、名古屋駅から直通バスあり
なばなの里の魅力ポイント
駐車場の充実度が桁違い: 5,700台分の無料駐車場を完備しており、大型車やキャンピングカーでも安心して訪問できます。週末でも比較的スムーズに駐車できる点は、他施設にはない大きな強みです。
グルメも充実: 園内には長島ビール園や地ビールレストランがあり、三重の地元食材を使った料理を楽しめます。金券は園内のレストランや売店で利用可能なため、食事とセットで予算を組むとお得です。
ベゴニアガーデンとの相乗効果: 入場料には日本最大級の温室「ベゴニアガーデン」の入館券も含まれており、昼間から訪れて花を楽しみ、夕方からイルミネーションへという一日コースが可能です。
訪問のコツ
平日の火曜日・水曜日が比較的空いており、ゆっくり撮影や散策ができます。特に開園直後の16:30~17:00は人が少なく、点灯の瞬間を最前列で体験できるチャンスです。
2. 伊豆高原グランイルミ(静岡県伊東市)- 11thシーズンの進化した体験型イルミ
「ぐらんぱる公園」が生まれ変わる夜
伊豆高原グランイルミは、伊豆ぐらんぱる公園で開催される体験型イルミネーションの代名詞です。2025年11月7日にスタートする11thシーズンでは、新たなインタラクティブ要素が追加され、ただ見るだけでなく「体験する」イルミネーションへと進化しています。

最大の特徴は、全長110メートルの体感型イルミネーション「グランイルミウォーク」。足元から頭上まで360度光に包まれる感覚は、他では味わえない没入体験です。また、光の中を滑走する「ジップライン~風~」は、スリルと幻想が融合した人気アトラクションです。

開催期間: 2025年11月7日~2026年2月末(予定)
点灯時間: 17:30~21:30(昼夜入替制)
入場料: 大人1,800円、小学生1,000円(2024年実績) 詳しくはこちらから
LED球数: 約400万球
アクセス: 伊東駅から東海バスまたはタクシーで約10分
伊豆高原グランイルミの魅力ポイント
動く光の体験: 光のゴーカート「レーシングイルミ」や、イルミネーションの中を走る「グランイルミトレイン」など、動きのある体験が充実。子供から大人まで飽きることなく楽しめます。
温泉リゾートとの組み合わせ: 伊豆高原エリアは温泉宿が豊富。イルミネーション鑑賞後に温泉で温まるプランが人気で、1泊2日の観光ルートに組み込みやすい立地です。
富士山ビューポイント: 天候が良ければ、イルミネーション越しに富士山のシルエットが見える絶景スポットもあり、写真撮影の名所となっています。
訪問のコツ
昼夜入替制のため、夜の部のみの利用が効率的です。開園直後17:30~18:30が最も空いており、人気の体験アトラクションも待ち時間が短くなります。週末は事前にオンラインチケットを購入すると、当日券売り場の行列を避けられます。
3. 国営アルプスあづみの公園(長野県安曇野市)- 北アルプスを望む光の森
雄大な自然と光の調和
国営アルプスあづみの公園は、北アルプスの山々を背景にした広大な敷地で「星のすべて~All of the Stars」を開催します。国営公園ならではの規模感で、約400万球のLEDが園内の森や広場を彩ります。

特に見どころは、高さ8メートルのシンボルツリーと、その周囲に広がる「光のウェーブ」。音楽に合わせて光が波打つ演出は、自然の風景と相まって感動的な体験を生み出します。

開催期間: 2025年11月1日~2026年1月31日
点灯時間: 16:00~21:00
入場料: 大人450円、シルバー(65歳以上)210円、小人・幼児無料
LED球数: 約400万球
アクセス: 長野自動車道安曇野ICより約20分
あづみの公園イルミの魅力ポイント
圧倒的なコストパフォーマンス: 国営公園のため入場料が非常にリーズナブル。家族4人でも1,000円程度で楽しめる点は大きな魅力です。
広大な敷地でゆったり鑑賞: 54ヘクタールの広大な敷地に光が散りばめられているため、混雑を感じることなくゆっくり散策できます。ベンチやテラスも多く、休憩しながら自分のペースで楽しめます。
冬の自然体験との組み合わせ: 安曇野エリアは冬の澄んだ空気が美しく、昼間はスノーシューや北アルプス登山、温泉巡りなど、自然体験と組み合わせた観光が可能です。
訪問のコツ
国営公園のため、夜間の利用時間や駐車場の開放時間が民間施設より厳格です。公式サイトで最新の開園時間を確認してから訪問しましょう。また、標高が高いため夜間は冷え込みが厳しく、防寒対策は必須です。カイロや厚手のコートを準備してください。
4. 時之栖イルミネーション「ひかりのすみか」(静岡県御殿場市)- 富士山麓の魔法の森
マジックフォレストが創る光の物語
御殿場高原に広がる時之栖(ときのすみか)は、「ひかりのすみか」をテーマに約550万球のLEDで富士山麓を幻想的な世界へと変貌させます。2025-2026シーズンのテーマは「マジックフォレスト」で、森の中に棲む妖精たちの物語が光で語られます。

特に圧巻なのが、全長約400メートルの「光のトンネル」。季節ごとに色彩が変化し、青→緑→赤→金と移り変わる光の波は、まるで時空を超えるゲートのようです。また、標高が高いため、晴れた夜には満天の星空と富士山のシルエットが同時に楽しめる絶景ポイントもあります。

開催期間: 2025年10月11日~2026年3月8日
点灯時間: 17:00~21:30
入場料: 【無料】:駐車場、さくらSQUARE、【有料エリア】:魔法の教会、王宮の丘
LED球数: 約550万球
アクセス: 御殿場駅から無料シャトルバス約15分、または車で東名御殿場ICより10分
時之栖イルミの魅力ポイント
複合リゾート施設の充実: 時之栖は温泉、ホテル、レストラン、ビール工房を併設した複合リゾート。イルミネーション鑑賞後に温泉でリラックスし、御殿場高原ビールを味わう一日コースが人気です。
富士山との共演: 天候に恵まれれば、富士山をバックにしたイルミネーション撮影が可能。特に12月~1月の冬型気圧配置の日は、富士山がくっきり見える確率が高まります。
無料シャトルバスの便利さ: 御殿場駅から無料シャトルバスが運行されており、公共交通機関でのアクセスも良好。アルコールを楽しみたい方にも安心です。
訪問のコツ
週末や年末年始は駐車場が混雑するため、平日夜または開園直後の時間帯がおすすめです。また、標高約600メートルの高地にあるため、夜間は冷え込みが厳しく、ダウンジャケットや手袋は必携。園内には温かい飲み物を提供する屋台もあるので、休憩しながら巡りましょう。
5. はままつフルーツパーク時之栖(静岡県浜松市)- 果樹園が輝く特別な夜
果実の香りと光の融合
はままつフルーツパーク時之栖は、15ヘクタールの果樹園が冬の夜に光のワンダーランドへと変わる、ユニークなイルミネーションスポットです。リンゴ、ナシ、ブドウなどの果樹が並ぶ園内に約300万球のLEDが配置され、果実をモチーフにした光のオブジェが散りばめられています。

特に人気なのが「フルーツイルミネーショントレイン」。園内を周遊するミニトレインに乗りながら、光に包まれた果樹園を巡る体験は、子供たちに大人気です。また、「光の果実」と呼ばれる巨大なフルーツ型のイルミネーションオブジェは、インスタ映えスポットとして注目を集めています。

開催期間: 2025年10月25日~2026年2月1日
点灯時間: 17:00~21:00
入場料: 大人1,800円、小中学生1,200円
LED球数: 約300万球
アクセス: 浜松駅から車で約40分、または遠州鉄道西鹿島駅からバス
はままつフルーツパークの魅力ポイント
昼夜で二度楽しめる: 昼間は果物狩りや動物ふれあいコーナーで遊び、夕方からイルミネーションを楽しむ一日コースが人気。特に11月~12月は柿やキウイの収穫体験が可能です。
地元グルメが充実: 園内のレストランでは、浜松餃子や三ヶ日みかんを使ったスイーツなど、地元食材を活かしたメニューが豊富。フルーツを使ったホットドリンクが冬の夜にぴったりです。
子供向け施設の充実: 遊具や芝生広場が多く、日中は子供たちが思い切り遊べます。夜は光のアスレチックゾーンが登場し、体を動かしながらイルミネーションを楽しめます。
訪問のコツ
果樹園という立地のため、足元がぬかるむ場所もあります。歩きやすい靴での訪問がおすすめです。また、週末は「フルーツイルミネーショントレイン」が混雑するため、到着後すぐに乗車予約を取ると良いでしょう。平日夜は比較的空いており、ゆったり散策できます。
6. 安城産業文化公園デンパーク(愛知県安城市)- 家族で楽しむ光の遊園地
遊具とイルミネーションの融合
安城市のデンパークは、花をテーマにした公園に約300万球のLEDが輝く「ウィンターフェスティバル」を開催します。2025-2026シーズンの特徴は、イルミネーションと屋外アスレチックが連動した体験型演出。子供たちが光の中で遊べる「光のアスレチック」は、他の施設にはない独自の魅力です。

また、園内の風車がライトアップされ、まるでヨーロッパの夜景のような雰囲気を醸し出します。花壇エリアでは、冬でも楽しめるパンジーやビオラが光に照らされ、昼間とは異なる幻想的な姿を見せてくれます。
開催期間: 2025年11月19日~2026年1月中旬(予定)
点灯時間: 17:00~21:00
入場料: 無料(一部有料エリアあり、大人700円程度)
LED球数: 約300万球
アクセス: 名鉄新安城駅から車で約15分、JR安城駅からあんくるバス
デンパークの魅力ポイント
無料エリアが充実: 基本的な園内散策とイルミネーション鑑賞は無料で楽しめます。有料エリアは花の温室や一部のアトラクションのみなので、予算を抑えたい家族にぴったりです。
名古屋近郊の好アクセス: 名古屋市内から車で約40分と、日帰りで気軽に訪れやすい立地。仕事帰りのデートや週末の家族お出かけに最適です。
地元密着の温かさ: 地域ボランティアや学生が参加した手作り感のあるイルミネーションも多く、大規模施設にはない温かみを感じられます。
訪問のコツ
無料エリアと有料エリアが分かれているため、事前に公式サイトで確認してから訪問すると効率的です。平日夜は地元の家族連れが多く、週末よりも落ち着いた雰囲気でゆっくり楽しめます。駐車場は無料ですが、週末は混雑するため、16:30頃までに到着すると良いでしょう。
7. 国営木曽三川公園(岐阜県海津市)- 無料で楽しむ200万球の輝き
川辺の絶景イルミネーション
岐阜県海津市の国営木曽三川公園は、木曽川・長良川・揖斐川の合流地点に広がる広大な公園で、「冬の光物語」として約200万球のLEDイルミネーションを開催します。2025年シーズンは11月23日~12月25日の期間限定開催で、クリスマスシーズンに特化した演出が特徴です。

最大の魅力は、高さ65メートルの展望タワー「水と緑の館」から見下ろすイルミネーション全景。地上では気づかない幾何学的な光のパターンが、上から見ると巨大な光の絵画として浮かび上がります。また、揖斐川の水面に映る光の反射が、さらに幻想的な雰囲気を演出します。

開催期間: 2025年11月15日~2026年1月4日
点灯時間: 17:00~21:00
入場料: 無料
LED球数: 約200万球
アクセス: 養老鉄道石津駅から車で約20分、または海津市コミュニティバス
木曽三川公園の魅力ポイント
完全無料の大規模イルミ: 入場料無料で200万球のイルミネーションが楽しめるのは、中部地方でも稀少。家族連れや学生グループに優しい良心的な設定です。
展望タワーからの絶景: 展望タワー(大人630円)からの眺望は必見。360度のパノラマビューで、イルミネーション全体と濃尾平野の夜景を一望できます。
歴史的景観との調和: 木曽三川の治水史を物語る輪中集落や堤防が近くにあり、昼間は歴史探訪、夜はイルミネーション鑑賞という文化的な観光ルートが組めます。
訪問のコツ
無料のため週末は家族連れで非常に混雑します。平日夜、特に火曜日・水曜日が狙い目です。また、クリスマスシーズン限定の開催のため、12月20日以降は特に混雑が予想されます。展望タワーに上る場合は、日没30分前に到着し、明るい時から徐々に暗くなる過程を楽しむのがおすすめです。
周辺エリアの注目イルミネーションスポット
メイン7スポット以外にも、中部地方には魅力的なイルミネーションが多数存在します。
愛知県の隠れた名所
ラグーナテンボス イルミネーション(蒲郡市)
三河湾に面したリゾート施設で、約500万球のLEDが「光と水のカーニバル」を演出。水上ショーとプロジェクションマッピングの融合が見どころで、2025-2026シーズンは「海」をテーマにした新演出が登場します。入場料は大人2,000円前後、蒲郡駅からバスで約10分です。
三重県の温泉×イルミ
湯の山温泉 ウィンターイルミネーション(菰野町)
御在所岳のふもと、湯の山温泉街で開催される地域密着型イルミネーション。規模は小さめですが、温泉宿とセットで楽しめるのが魅力。週末を中心に11月~1月に開催され、無料で散策できます。
静岡県の富士山ビュー
ぐりんぱ ウィンターイルミネーション(裾野市)
富士山2合目に位置する遊園地で、約150万球のイルミネーションと雪遊びが同時に楽しめます。特に12月~2月は、イルミネーション×雪景色×富士山という三拍子揃った絶景が楽しめます。
山梨県の湖畔イルミ
山中湖 花の都公園 イルミネーションファンタジウム(山中湖村)
富士山を背景に約300万球のLEDが輝く「イルミネーションファンタジウム」は、2025年11月16日~2026年1月13日に開催。標高1,000メートルの高地にあるため、冬の澄んだ空気の中で一際美しい光を堪能できます。入場料は大人1,000円、山中湖ICから車で約5分です。
長野県の街並みライトアップ
軽井沢ウインターフェスティバル(軽井沢町)
旧軽井沢銀座通りを中心に、街路樹や商店街が光に包まれる期間限定イベント。2025年11月22日~2026年2月28日の長期開催で、無料で楽しめます。軽井沢駅から徒歩15分とアクセスも良好です。
イルミネーション鑑賞の実践的アドバイス
服装と持ち物
中部地方の冬は、海沿いから標高1,000メートル超の高地まで気候が大きく異なります。共通して言えるのは、夜間の冷え込みが厳しいこと。以下の装備を推奨します。
- 防寒着: ダウンジャケット、厚手のコート、マフラー、手袋は必須
- カイロ: 貼るタイプと持ち運びタイプの両方があると便利
- 歩きやすい靴: イルミネーション会場は広く、1~2時間歩くことも。スニーカーや防寒ブーツがおすすめ
- モバイルバッテリー: 写真撮影でスマートフォンのバッテリーが消耗するため必携
- 水筒: 温かい飲み物を持参すると、休憩時に体が温まります
撮影テクニック
スマートフォンでも美しいイルミネーション写真を撮るコツ:
- 夜景モードを活用: iPhone の「ナイトモード」やAndroidの「夜景モード」を使うと、手ブレを抑えた明るい写真が撮れます
- HDR機能をオン: 明暗差が激しいイルミネーションでは、HDRで明るい部分と暗い部分のバランスを取りましょう
- 人物撮影はフラッシュを弱めに: 強いフラッシュは背景のイルミネーションを消してしまいます。フラッシュを弱く、または顔だけを照らす程度に調整を
- 三脚または固定: 100円ショップの小型三脚でも、手ブレを大幅に軽減できます
混雑回避のコツ
- 平日夜がベスト: 火曜日・水曜日の18:00~19:30が最も空いている時間帯
- 開園直後を狙う: 点灯開始の16:30~17:30は、まだ人が少なく撮影スポットも確保しやすい
- クリスマス直前は避ける: 12月20日以降は最も混雑するため、11月または1月の訪問がおすすめ
- オンライン予約の活用: 事前チケット購入で、当日の券売機行列を回避
宿泊とセットプラン
各スポット周辺には、イルミネーション観賞とセットになった宿泊プランが充実しています。
- なばなの里: 長島温泉の「ホテルナガシマ」「ガーデンホテルオリーブ」などが、入場券付きプランを提供
- 御殿場時之栖: 敷地内の「ホテル時之栖」に宿泊すれば、夜遅くまで滞在可能
- 伊豆高原: 周辺の温泉旅館が多数あり、イルミネーション鑑賞後に温泉でリラックス
- 安曇野: 「穂高温泉郷」や「大町温泉郷」で、北アルプスの自然と温泉を満喫
キャンピングカー・RV旅行者向け情報
中部地方のイルミネーションスポットは、キャンピングカーでの周遊旅行にも最適です。
RV適合度の高いスポット
なばなの里: 5,700台の無料駐車場は、大型RVでも余裕で駐車可能。ただし、夜間の車中泊は公式には推奨されていないため、近隣のRVパーク(長島温泉近くの「湯あみの島」など)を利用しましょう。
国営アルプスあづみの公園: 広大な駐車場がありますが、国営公園のため夜間閉鎖されます。周辺の「道の駅 安曇野松川」や「道の駅 美ヶ原高原」が、RV車中泊の拠点として便利です。
時之栖: 駐車場は広く、大型車両も対応。敷地内に温泉施設があるため、入浴も可能です。
推奨周遊ルート
3泊4日 中部イルミ完全制覇コース
- 1日目: 名古屋着 → なばなの里(三重県桑名市)→ 長島温泉RVパーク泊
- 2日目: 木曽三川公園(岐阜県海津市)→ デンパーク(愛知県安城市)→ 浜松市内RVパーク泊
- 3日目: はままつフルーツパーク時之栖 → 御殿場時之栖「ひかりのすみか」→ 御殿場市内RVパーク泊
- 4日目: 伊豆高原グランイルミ → 帰路
このルートなら、中部地方の主要イルミネーションを効率よく巡れます。
✨ 中部地方イルミネーション よくある質問
まとめ:2025-2026シーズンのトレンド
今シーズンの中部地方イルミネーションは、以下の3つのトレンドが顕著です。
1. 環境配慮型LEDの全面導入
全スポットでLED照明が標準化され、消費電力を従来の約80%削減。持続可能な観光として、エコ意識の高い旅行者にもアピールしています。
2. 体験型・インタラクティブ演出の増加
伊豆高原グランイルミに代表されるように、「見る」だけでなく「体験する」イルミネーションが主流に。光の中を歩く、光と音楽が連動する、光に触れるなど、五感で楽しむ演出が増えています。
3. オンライン予約と混雑緩和の徹底
COVID-19後の影響で、事前予約システムが定着。特に人気スポットは完全予約制を導入し、訪問者の分散と快適な鑑賞環境の両立を図っています。
中部地方の冬イルミネーションは、雄大な自然と最新技術が融合した、他では味わえない光の芸術空間です。なばなの里の圧倒的スケール、伊豆高原の体験型演出、安曇野の自然との調和、御殿場の富士山ビュー、そして無料で楽しめる木曽三川公園まで、多彩な選択肢が揃っています。
今年の冬は、大切な人と一緒に、中部地方の光の世界へ足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、一生の思い出になる特別な夜が待っているはずです。
最新情報は各施設の公式サイトで必ずご確認ください。天候や感染症の状況により、スケジュールが変更される場合があります。
















