キャンピングカー×サイクリングで巡る西日本の絶景旅
キャンピングカーに自転車を積んで旅に出れば、自由と爽快感が交差する特別な冒険が待っています。しまなみ海道の海風を感じながらの走行、鞆の浦の歴史ある町並みを駆け抜けるひととき、大山での壮大な自然に包まれる瞬間、奥出雲の緑豊かな山間を巡る静寂の道、そして津山ののどかな景色の中を走る快感。これらは全て、自転車だからこそ味わえる貴重な体験です。そして、キャンピングカーがあれば、疲れた身体をすぐに休めるだけでなく、移動や荷物の心配も不要です。心と身体が自然と一体化し、旅の中で新たな自分に出会えるこのスタイルは、これからの新しい旅の形です。今回は、しまなみ海道や鞆の浦、大山、奥出雲、津山など、キャンピングカーで訪れるのに最適なサイクリングスポットをご紹介します。
1. 世界が憧れる絶景!しまなみ海道サイクリングロード
感動ポイント
瀬戸内海に浮かぶ島々を自転車で巡る感動は、他では味わえない特別な体験です。橋の上では海風を感じながら、下に広がる穏やかな海と島々の風景が心を癒してくれます。多々羅大橋から見える夕日は特に絶景で、一日の疲れも吹き飛びます。島ごとに異なる風景や文化、地元グルメが楽しめるのも魅力。生口島のレモン畑や大三島の大山祇神社など、サイクリング中に出会う景色と文化が、新たな発見を与えてくれます。
ルート概要
- モデルルート:尾道市 → 今治市
距離:70km(片道)/所要時間:4~6時間 - モデルルート(日帰り):尾道→ 向島・因島経由→ 生口島の瀬戸田地区
距離:30km(片道)/所要時間:3~4時間 - 駐車スポット:しまなみ交流館駐車場(尾道)/サンライズ糸山駐車場(今治)
- 注意点:風が強い日は橋の上でスピードを落とし慎重に走行を。
風光明媚な休憩ポイント
- 多々羅しまなみ公園(生口島・多々羅大橋近く)
多々羅大橋の麓にある公園で、橋を間近に見ながら休憩できます。海に面した広場があり、穏やかな波の音を聞きながら地元の特産品である「伯方の塩ソフト」を味わうのがおすすめです。 - 道の駅 大三島(大三島)
大三島の中心地にある休憩スポットで、名物の「大三島バーガー」を堪能できます。近くには大山祇神社があり、歴史と文化にも触れられます。海を見渡せるベンチもあり、リフレッシュに最適です。
尾道市から生口島・瀬戸田までの往復コース
/尾道を出発し、向島、因島を経由して生口島の瀬戸田地区までサイクリングするコースです。片道約30kmで、往復約60kmとなります。初心者でも無理なく楽しめる距離で、途中の島々の風景や観光スポットを満喫できます。
モデルルート
- 尾道市:スタート地点。レンタサイクルの利用も可能です。
- 向島:尾道水道を渡る渡船でアクセス。
- 因島:因島大橋を渡り、島内を縦断。
- 生口島・瀬戸田:平山郁夫美術館や耕三寺などの観光スポットがあります。
所要時間:片道約3~4時間(観光や休憩を含む)
ポイント:時間に余裕があれば、生口島内をさらに散策するのもおすすめです。瀬戸田での観光後、同じルートで尾道に戻ります。
一泊する場合の宿泊施設
/自転車を部屋に持ち込める、またはフロントで預かってもらえる宿泊施設
しまなみ海道沿線には、サイクリスト向けのサービスを提供する宿泊施設が多数あります。以下にいくつかご紹介します。
1. 今治市エリア
- JRクレメントイン今治:自転車を輪行袋に入れれば客室への持ち込みが可能です。 Train Cycling
- 今治国際ホテル:自転車の客室持ち込みが可能で、サイクリストに配慮したサービスを提供しています。 Train Cycling
2. 尾道市エリア
- Hotel Cycle:自転車に乗ったままチェックインできるユニークなホテルで、客室内に自転車を持ち込むことができます。 サイクロノイエ
- あなごのねどこ:尾道市旧市街地にあるゲストハウスで、自転車の持ち込みに対応しています。 サイクロノイエ
3. 生口島エリア
- 島宿NEST:瀬戸田港近くに位置し、部屋貸しタイプのゲストハウスで、自転車の持ち込みが可能です。 サイクロノイエ
注意点
- 宿泊施設によっては、自転車の持ち込みに条件がある場合があります。事前に各施設にお問い合わせいただくことをおすすめします。
- しまなみ海道は人気のサイクリングスポットのため、特に週末や連休は宿泊施設が混雑することがあります。早めの予約を心がけましょう。
これらの情報を参考に、しまなみ海道でのサイクリングを存分にお楽しみください。
2. 四季を楽しむ大山環状サイクリング:自然美と冒険の旅
感動ポイント
大山の四季折々の景色を自転車で巡る贅沢な時間。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、一年を通じて異なる表情を楽しめます。森林の中を抜ける道では木々の香りと涼しい風が心地よく、特に鍵掛峠からの眺めは息を呑む美しさ。雄大な大山の姿を背景に進むルートは、自然と一体化したような爽快感を味わえます。桝水高原では放牧された牛たちと触れ合うこともでき、のどかな風景が心を癒します。
ルート概要
- モデルルート:大山寺駐車場 → 大山環状道路一周
- 距離:30km/所要時間:2~3時間
- 駐車スポット:大山寺駐車場
- 注意点:山道では上り坂が多いので、無理せず休憩を取りながら走行を。
風光明媚な休憩ポイント
- 鍵掛峠展望台
大山の壮大な姿を眺めることができる絶景スポット。特に秋の紅葉シーズンは、赤や黄色の色彩が広がる山並みが圧巻です。展望台には駐車場もあり、自転車を降りて一息つけます。 - 桝水高原(マスミズコゲン)
広々とした草原と放牧された牛が見られる高原エリア。展望デッキからは日本海や弓ヶ浜半島が見渡せ、晴れた日には大山を背景に贅沢な景色を楽しめます。
3. 江戸時代の港町を感じる!鞆の浦サイクリング
感動ポイント
江戸時代から続く港町「鞆の浦」を巡るサイクリングは、まるで時代を遡ったような感覚になります。瀬戸内海の穏やかな海を背景に、昔ながらの町並みを走ると、歴史の中に溶け込んだような気持ちに。福禅寺対潮楼から見る仙酔島の眺めは、心が洗われるような絶景です。路地を抜けるたびに新たな発見があり、カフェやお土産屋さんで一息つくのも楽しみの一つです。観光とサイクリングが融合した特別な体験を味わえます。
ルート概要
- モデルルート:鞆の浦観光駐車場 → 鞆の浦一周 → 福山港
- 距離:15km/所要時間:1.5~2時間
- 駐車スポット:鞆の浦観光駐車場
- 注意点:町中の狭い道では歩行者優先で安全に配慮を。
風光明媚な休憩ポイント
- 仙酔島ビューポイント(鞆の浦港から渡船利用)
渡船で仙酔島に渡り、島の散策中に立ち寄れる展望ポイント。瀬戸内海の穏やかな海と、鞆の浦の港町の風景を一望できます。休憩しながら風を感じるひとときが心地よいです。 - 福禅寺対潮楼(鞆の浦)
鞆の浦の歴史的な寺院で、対潮楼からの眺めが圧巻。日本遺産にも登録されており、海を挟んで仙酔島を望む美しい景色が広がります。畳の間でのんびりと休憩するのがおすすめ。
4. 吉井川沿いで感じる自然美!津山サイクリングロード
感動ポイント
吉井川の清流沿いを走る道は、心地よい風と川のせせらぎが相まって、まるで自然に包まれているような感覚を与えてくれます。春には桜並木が咲き誇り、秋には紅葉が彩りを添えるため、季節ごとに新たな感動が待っています。途中の津山城跡では歴史の重みを感じることができ、石垣と自然のコントラストが絶妙です。川沿いでのんびり休憩を取りながら走るこのルートは、初心者にもおすすめです。
ルート概要
- モデルルート:津山市総合公園 → 吉井川沿い → 津山城跡
- 距離:25km/所要時間:2~3時間
- 駐車スポット:久米総合文化運動公園
- 注意点:虫除け対策をしっかり行い、川沿いの虫に備えること。
風光明媚な休憩ポイント
- 津山城跡(鶴山公園)
津山城の石垣と緑豊かな公園が美しく、春には桜、秋には紅葉が楽しめます。公園内のベンチで川風を感じながら、景色を眺める贅沢な時間を過ごせます。 - 道の駅 久米の里
巨大ロボット像「Ζガンダム像」が目を引くユニークな道の駅。ベンチや広場が整備されているので、吉井川を眺めながら休憩できます。地元の食材を使った軽食もおすすめです。
5. 神話の舞台を巡る!奥出雲・斐伊川サイクリング
ルート概要
感動ポイント
出雲神話の舞台とも言われる斐伊川を巡るサイクリングは、どこか神秘的な雰囲気を感じさせます。斐伊川沿いの静かな田園風景や奥出雲おろちループの巨大な橋は、非日常感を味わえるスポットです。途中で出会う地元の人々の温かさや、湯村温泉の足湯での癒しも旅の醍醐味。ルート全体に穏やかな空気が流れ、心も体もリフレッシュできる時間を過ごせます。自然と文化の調和が生む感動を味わいましょう。
- モデルルート:道の駅奥出雲おろちループ → 斐伊川沿い → 温泉施設
- 距離:40km/所要時間:3~4時間
- 駐車スポット:道の駅奥出雲おろちループ
- 注意点:下り坂ではブレーキをこまめに使い、スピードを抑えて安全運転を。
風光明媚な休憩ポイント
- 奥出雲おろちループ展望台
巨大ループ橋を一望できる展望台で、斐伊川と周囲の森林が織りなす美しい景色が広がります。サイクリングの途中に足を止めて、大自然を感じながらゆっくり休憩できます。 - 斐乃上温泉 足湯スポット
斐伊川沿いにある温泉施設の足湯コーナー。サイクリングで疲れた足を癒しながら、川のせせらぎと周囲の田園風景を楽しめます。入浴も可能なので、リフレッシュにぴったりです。
【まとめ】キャンピングカーで自然と自由が融合する、心に残る自転車旅へ
キャンピングカーと自転車を組み合わせた旅は、ただの移動手段やアクティビティではなく、心を解放し、新しい風景や感動に出会える特別な体験です。しまなみ海道の壮大な海景、鞆の浦の情緒溢れる町並み、大山の迫力ある自然、奥出雲の静謐な山々、津山の牧歌的な風景。それぞれが、自転車で巡ることで初めてその真の魅力を感じられます。さらに、キャンピングカーがあることで、旅の快適さと自由度が格段にアップし、自分のペースで楽しむことが可能です。このコラムを参考に、次の旅ではキャンピングカーに自転車を積み込み、西日本の絶景スポットを巡る新しい旅のスタイルをぜひ体験してください。自由な風とともに走る爽快感が、きっと忘れられない思い出をもたらしてくれるでしょう。あわせてキャンピングカーに自転車車載法やあった方がいいモノなどイメージを膨らませてみてください。
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