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【2025年上半期ふりかえり】キャンピングカートレンド完全ガイド|注目のモデル・価格帯・EV化まで徹底解説



【2025年最新】キャンピングカートレンド完全ガイド|注目のモデル・価格帯・電動化まで徹底解説

2025年、日本のキャンピングカー市場は歴史的な転換期を迎えました。カタログ掲載車種は過去最多の約850台、ハイエース受注停止を新たなベース車両の開拓で乗り越え、電動化への準備も着々と進んでいます。ここでは、2025年9月までをふりかえってキャンピングカー市場の最近のトレンドから価格帯別おすすめモデルまで、ご紹介します。

Section 1-2

📊 2025年キャンピングカー市場の全体像

2025年、日本のキャンピングカー市場は歴史的な転換期を迎えました。

市場規模の拡大が止まらない

『キャンピングカーオールアルバム 2025-2026』に掲載されたモデル数は、前年比50台増の850台に達し、過去最多を更新しました。

この数字が示すのは、単なる市場拡大だけではありません。軽キャンパーから1000万円を超えるフルコンまで、あらゆるニーズに応える選択肢が揃ったことを意味しています。

Section 2

ハイエース受注停止を「チャンス」に変えた業界

2024年のハイエース国内受注中止は、業界に激震を走らせました。しかし、2025年の市場を見ると、この危機が新たなイノベーションの引き金になったことがわかります。

💡 新たなベース車両の台頭:

  • トヨタ・グランエース
  • 日産・キャラバン
  • ホンダ・ステップワゴン
  • フィアット・デュカト(欧州シェア70%)

数字で見る2025年市場

指標数値
カタログ掲載モデル数850台(前年比+50台)
ジャパンキャンピングカーショー出展企業183社
同ショー展示車両数423台(過去最大)
価格帯の幅100万円~1500万円超
主要ジャンル数6種類以上

🎪 2025年キャンピングカーショーを振り返る

2025年に開催されたキャンピングカーの2大イベントを振り返ります。ホール3

 

ジャパンキャンピングカーショー2025(幕張メッセ)

日本最大級のキャンピングカーイベント

  • 開催日: 2025年1月31日(金)~2月3日(月)
  • 会場: 幕張メッセ 展示ホール1~6(過去最大規模)
  • 出展企業: 183社
  • 展示車両: 423台
  • テーマ: 「キャンピングカーで人生に彩を。GO RVing」

過去最大規模で開催され、コンパクト化、電動化、ワーケーション対応など、2025年のトレンドが一堂に集結しました。

東京キャンピングカーショー2025(東京ビッグサイト)

首都圏開催の注目イベント

  • 開催: 2025年7月26日(土)~7月27日(日)
  • 会場: 東京ビッグサイト 東7・8ホール
  • 展示: 220台以上

夏シーズンに向けた最新モデルや装備が展示されました。

🔥 2025年キャンピングカー5大トレンド

2025年のキャンピングカー市場を形成した5つの重要トレンドを解説します。


Section 3

トレンド① ベース車両の多様化

ハイエースだけに頼らない新時代へ

従来、日本のキャンピングカー市場は「ハイエース一強」でした。しかし2025年、状況は大きく変わりました。


ベース車両特徴向いている人
トヨタ・グランエース高級感とゆとりある空間プレミアム志向
日産・キャラバンハイエースの直接代替コスパ重視
ホンダ・ステップワゴンミニバンの親しみやすさファミリー・初心者
フィアット・デュカト欧州No.1(シェア70%)本格派・欧州スタイル好き

トレンド② コンパクト化の加速

「全長5m以内」が新しいスタンダード

日本の道路事情を考慮し、運転しやすさと居住性を両立させたコンパクトモデルが主流になりました。


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📐 注目のコンパクトモデル

  • ナッツRV「ジョリビー」 – 全長4.79m、価格700万円~
  • バンテック「トリアス480」 – 全長4.8m、特許取得の空力ボディ、価格1,104万円~
  • TR500 NEUTRISE – 全長4.98m、2~6人就寝可能

トレンド③ 軽キャンパーブームの継続

「500万円以下」が2025年最大のトレンド

2025年3月の人気ランキングで、軽キャンピングカーが急上昇しました。


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✅ 軽キャンパーが選ばれる5つの理由

  1. 価格: 100万円~200万円で購入可能
  2. 維持費: 自動車税、保険料が普通車より安い
  3. 燃費: リッター15km~20kmの優れた燃費性能
  4. 普段使い: 街乗り、買い物にも使いやすい
  5. 駐車: 軽自動車スペースに駐車可能

トレンド④ ワーケーション・リモートワーク対応

「移動するオフィス」という新しい価値

コロナ禍を経て定着したリモートワーク。2025年、キャンピングカーは仕事環境としての機能を本格搭載しました。


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💼 ワーケーション対応の進化

  • 執務用デスク標準搭載モデルの増加
  • 大容量電源システム(リチウムイオンバッテリー)
  • Wi-Fi環境の整備
  • 23インチ以上のモニター設置スペース
  • 長時間作業に適したワークチェア

トレンド⑤ 電動化・エコ対応の本格化

ソーラーパネル × リチウムイオンバッテリーが標準化

キャンピングカー業界も脱炭素化の波を受け、電装システムが大幅に進化しました。


⚡ 2025年の電装システム

  • ソーラーパネル: 200W~400W搭載モデルが増加
  • リチウムイオンバッテリー: 100Ah~300Ah大容量化
  • エアコン標準化: 12Vクーラーまたはホームエアコン
  • ハイブリッドモデル: フリード、VOXY、ステップワゴンベース

エンジンを止めたままエアコンを一晩中使用できるようになりました。

💰 価格帯別おすすめモデル完全ガイド

予算に応じた最適なキャンピングカー選びをサポートします。


Section 6

【100万円~200万円】軽キャンパー

エントリー層に最適な価格帯

おすすめモデル:

  • Happy 1 premium – 約200万円、豪華な内装
  • N-VAN コンポ – 130万円~170万円、拡張性が高い
  • バグトラック パネルバン – 150万円~200万円、広い荷室

【500万円~700万円】本格バンコン

快適装備を求めるファミリー向け

この価格帯からの標準装備:

  • ホームエアコン or 12Vクーラー
  • 冷蔵庫(50L~)
  • リチウムイオンバッテリー(100Ah~)
  • ソーラーパネル(100W~)
  • FFヒーター

【700万円~1,100万円】キャブコン

本格的な車中泊ライフ

代表モデル:

  • ナッツRV「ジョリビー」 – 700万円~、全長4.79m
  • バンテック「トリアス480」 – 1,104万円~、特許技術の空力ボディ
  • TR500 NEUTRISE – 要問合せ、最大6名就寝

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. 2025年、初めてのキャンピングカー購入におすすめの価格帯は?

A. ソロ・カップルなら軽キャンパー(100万円~200万円)、ファミリー(3~4人)ならエントリーバンコン(300万円~500万円)を推奨します。

Q2. ハイエースの受注停止で、今後どのベース車両がおすすめ?

A. コスパ重視なら日産キャラバン、高級志向ならトヨタ グランエース、ファミリー・普段使いならホンダ ステップワゴン、本格派ならフィアット デュカトを推奨します。

Q3. キャンピングカーの維持費は年間どれくらい?

A. 軽キャンパーで年間約25万円、キャブコンで年間約45万円です(駐車場代除く)。

🎯 まとめ:2025年キャンピングカー市場の展望

2025年のキャンピングカー市場は、多様化・進化・転換の3つのキーワードで総括できます。

🌟 多様化: 選択肢が史上最多の850台

ハイエース受注停止を新しいベース車両の開拓というチャンスに変えました。100万円の軽キャンパーから1,500万円超のフルコンまで、あらゆる予算に対応。

⚙️ 進化: 電装・装備の高性能化

ソーラーパネル × リチウムイオンバッテリーの組み合わせで長期間のオフグリッド生活が可能に。ワーケーション対応も本格化しました。

🔋 転換: 電動化への準備期間

ハイブリッドモデルの拡充、大容量電装システムの標準化など、将来の本格的なEV化に向けた準備が整いつつあります。

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キャンピングカーオールアルバム2025-2026(ヤエスメディアムック940)
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キャンピングカー旅に憧れ、ミニバン車中泊からキャンピングカー購入検討中。記事内容は自分が行きたいと思った場所、やりたいと感じた事が基準ですのであらかじめご了承ください。これを機会にいろいろ勉強して皆様にその情報を共有していきますので、まだまだ新米案内人です。よろしくお願いします。