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東北あじさい絶景紀行:キャンピングカー・車中泊で巡る初夏の彩り
東北の初夏を彩る紫陽花は、梅雨の雨粒に輝き、静かな美しさで訪れる人々を魅了します。キャンピングカーや車中泊での旅行は、こうした美しいあじさいスポットを巡るのに最適な手段です。混雑を避け、早朝や夕暮れ時といった最も美しい時間帯に訪れられるのはもちろん、天候や体調に合わせて柔軟に予定を変更できる自由さが魅力です。東北地方は各県にそれぞれ個性豊かなあじさいの名所があり、車での移動が便利なスポットも多数存在します。今回は、東北六県から特に魅力的な6つのスポットをピックアップして、キャンピングカーで巡る紫陽花旅をご案内します。
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🌊 青い断崖に咲く、最果ての紫陽花 ― 龍飛崎(青森県)
青森県の最北端、津軽半島の先端に位置する龍飛崎は、断崖絶壁と日本海の荒波が織りなす雄大な景観で知られています。一般的に紫陽花の見頃は6月から7月ですが、この地では7月から9月頃まで長く楽しめるのが特徴です。北国の涼しい気候がもたらす遅咲きの紫陽花は、強風に耐える力強さと繊細な美しさを兼ね備えています。

龍飛崎周辺には、駐車スペースもあり、朝日や夕日とともにあじさいを眺める贅沢な時間を過ごせます。津軽半島を移動しながら、日本海側と太平洋側の両方の景色を楽しめるのも車旅ならでは。早朝の静けさの中で見る紫陽花は、観光バスでは決して味わえない特別な体験となるでしょう。
施設名 | 詳細情報 |
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龍飛崎駐車場 | 無料、約50台収容可能 |
龍飛岬観光案内所 | トイレ完備、観光情報入手可能 |
階段国道339号 | 日本一の階段国道として有名 |
津軽海峡冬景色歌謡碑 | 石川さゆりの名曲碑がある |
龍飛漁港 | 新鮮な海産物が購入可能 |
車中泊スポット | 龍飛漁港近くの駐車場で車中泊可能(事前確認推奨) |
近隣温泉 | 龍飛温泉(日帰り入浴可能) |
周辺観光 | 青函トンネル記念館(車で約10分) |
📿 禅の心と紫陽花が織りなす山寺の調べ ― 資福寺(宮城県)
宮城県仙台市にある資福寺は、「あじさい寺」とも呼ばれ親しまれている禅寺です。もともとは鎌倉時代に山形県高畠に創建された歴史ある寺院で、仙台の藩主伊達政宗の教育係となった虎哉宗乙によって仙台に移されました。

境内には約1,200株の紫陽花が咲き誇り、特に山門へと続く階段の両側が紫陽花で埋め尽くされる光景は圧巻です。見頃は例年6月下旬から7月中旬頃。紫陽花の時期になると、境内の小書院ではお抹茶の席が用意され、紫陽花を眺めながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
資福寺を含む北山エリアは寺社が多く、散策コースとしても人気があります。JR仙山線「北仙台駅」から徒歩約12分とアクセスも便利です。駐車場もありますが、道が狭いため公共交通機関の利用が推奨されています。
キャンピングカーや車中泊の場合は、近隣の道の駅や市営駐車場を利用するとよいでしょう。仙台市内から近いため、早朝に訪れて人混みを避けつつ、朝の静けさの中で紫陽花と禅の世界に浸ることができます。朝の参拝後は、仙台市内の観光にも足を伸ばせる立地の良さも魅力です。
施設名 | 詳細情報 |
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資福寺駐車場 | 小規模(キャンピングカーは要確認) |
北山市営駐車場 | 徒歩15分、1日500円 |
車中泊推奨 | 泉ヶ岳サービスエリア(東北自動車道) |
道の駅大谷海岸 | 仙台市から約40分、車中泊可能 |
北山五山 | 資福寺を含む5つの寺院巡り |
仙台市博物館 | 伊達政宗に関する展示(車で15分) |
観光拠点 | 仙台駅周辺(車で20分)に宿泊施設多数 |
近隣温泉 | 作並温泉(車で約30分)、秋保温泉(車で約40分) |
💙 男鹿半島を染める、青の絨毯 ― 雲昌寺(秋田県)
秋田県男鹿半島の高台に位置する雲昌寺は、副住職が丹精込めて育てた約1,500株の紫陽花が咲き誇る寺院です。特にそのほとんどが深みのある青色で、「まるで青い絨毯のようだ」とSNSでも話題になるほどの美しい光景が広がります。

緑豊かな初夏の景色の中に、一面に咲き誇る青い紫陽花は、息をのむほどの美しさです。見頃は6月中旬から7月上旬頃。境内には、ハート型の石や可愛らしい「めんこい地蔵」など、写真映えするスポットも点在しています。また、紫陽花の見頃の時期には、夜間ライトアップが行われることもあり、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
アクセスは、昭和男鹿半島ICから車で約45分。JR男鹿駅や羽立駅からは路線バスやタクシーを利用できます。紫陽花観覧期間中は特別拝観料がかかる場合があります(中学生以上600~1200円程度)。
車中泊旅行者にとっては、男鹿半島の自然を満喫できる絶好のロケーションです。日没後のライトアップも車で訪れれば気軽に楽しめます。半島周辺には海岸線に沿って駐車スペースも多く、波の音を聞きながらの車中泊は格別です。なまはげで有名な真山神社や男鹿水族館などの観光スポットとも組み合わせやすく、1〜2日かけてゆっくり周遊するのがおすすめです。
施設名 | 詳細情報 |
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雲昌寺駐車場 | 普通車約20台(大型車は要確認) |
観光拠点 | 男鹿温泉郷(車中泊可能な宿も点在) |
道の駅おが | 車中泊可能、トイレ・シャワー完備 |
真山神社 | なまはげの本拠地(車で約15分) |
入道崎 | 男鹿半島先端の絶景スポット(車で約30分) |
男鹿水族館GAO | 家族連れに人気(車で約20分) |
男鹿温泉交流会館五風 | 日帰り入浴施設(車で約25分) |
ゴジラ岩 | SNS映えする奇岩(車で約15分) |
🌸 東北が誇る、紫陽花の楽園 ― みちのくあじさい園(岩手県)
岩手県一関市に位置するみちのくあじさい園は、テレビ番組でも紹介されるほどの人気を誇る、日本屈指の紫陽花の名所です。約15ヘクタールという広大な敷地は、東京ドームおよそ4個分にも相当し、園内には約400種類、4万株から5万株もの紫陽花が咲き乱れます。

山あじさい、ウツギ類、エゾあじさい、ガクあじさい、西洋あじさい、玉あじさいなど、その種類の豊富さは日本でも有数です。園内には「くれないコース」「奥姫コース」「健脚コース」の3つの散策コースが整備されており、杉木立の中を縫うように続く道を歩きながら、多種多様な紫陽花をゆっくりと鑑賞できます。
見頃は例年6月下旬から7月下旬頃で、2025年の開園期間は6月25日から7月21日までとなっています。特に注目したいのは、7月上旬から下旬にかけて開催される「あじさいの池」です。池一面に色とりどりの剪定された紫陽花が浮かべられ、まるでモネの絵画のような幻想的な光景が広がります。
園内は山道のため、歩きやすい防水の靴で訪れるのがおすすめです。一関駅前からバスでアクセスでき、期間中の土日祝日には無料シャトルバスも運行されます。東北自動車道一関ICからは車で約25~30分、駐車場も完備されています。
キャンピングカー旅行の醍醐味は、この広大な紫陽花の楽園を訪れた後、周辺の温泉地である厳美渓や猊鼻渓へと足を延ばせることでしょう。一関市周辺には道の駅や車中泊可能な施設も充実しており、数日かけて周辺の自然と温泉を楽しむルートを組むことができます。特に「あじさいの池」イベントは、写真愛好家に人気のスポットですが、宿泊施設が少ないエリアなので、キャンピングカーや車中泊であれば、開園直後の空いている時間に訪れることが可能です。
施設名 | 詳細情報 |
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みちのくあじさい園駐車場 | 約300台収容、無料 |
期間中シャトルバス | 土日祝日運行(一関駅前⇔あじさい園) |
車中泊スポット | 道の駅厳美渓(車で約20分) |
道の駅平泉 | 世界遺産中尊寺へのアクセス良好(車で約30分) |
厳美渓 | 国の名勝、渓谷美が楽しめる(車で約15分) |
猊鼻渓 | 舟下りが人気の渓谷(車で約40分) |
一関温泉郷 | 花泉温泉、山王山温泉など(車で約20〜30分) |
せんまや街道まつり | 7月に開催される地域イベント(要確認) |
🌏 世界の紫陽花が集う、花の楽園 ― ジュピアランドひらた(福島県)
ジュピアランドひらた(6月下旬~7月中旬、世界最多品種数を誇る)は、福島県石川郡平田村にある花と緑の公園です。特筆すべきは、その紫陽花コレクションの豊富さ。世界各国から集められた品種を含め、世界最多の品種数を誇ると言われています。

6月下旬から7月中旬にかけて見頃を迎える紫陽花園は、まるで世界一周旅行をしているかのような気分を味わえるスポット。日本の伝統的なガクアジサイから、ヨーロッパ原産の西洋アジサイまで、様々な形や色の紫陽花が一堂に会する光景は圧巻です。
広大な敷地内では、季節の花々や果物狩りも楽しめ、一日中飽きることなく過ごせます。キャンピングカーや車中泊旅行者には、近隣の道の駅や温泉施設を拠点に訪れるのがおすすめ。福島県中通りを南北に移動する際の立ち寄りスポットとしても最適です。夏の暑い日には園内の水遊び場も人気で、家族連れにも喜ばれるスポットです。
施設名 | 詳細情報 |
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ジュピアランド駐車場 | 約200台収容、無料 |
車中泊推奨 | 道の駅ひらた(車で約5分) |
道の駅あいづ湯川・会津坂下 | 会津方面への拠点(車で約40分) |
小名浜アクアマリンパーク | 海浜公園、車中泊可(車で約60分) |
いわき湯本温泉 | 日帰り入浴施設多数(車で約50分) |
スパリゾートハワイアンズ | レジャー施設(車で約45分) |
あぶくま洞 | 鍾乳洞探検が楽しめる(車で約30分) |
石筵ふれあい牧場 | 動物とのふれあい(車で約25分) |
🙏 山形の隠れた紫陽花寺、参道に咲く祈りの花 ― 出塩文殊堂(山形県)
出塩文殊堂(あじさい寺)(6月下旬~7月中旬、あじさい参道、ライトアップあり)は、山形市村木沢地区にある真言宗の寺院です。地元では「あじさい寺」の愛称で親しまれ、特に美しいのが紫陽花で彩られた参道です。

石畳の参道の両脇に植えられた紫陽花は、まるで修行の道を照らす灯火のよう。6月下旬から7月中旬にかけて見頃を迎え、夕方からはライトアップも実施されます。昼間の明るい光の中で見る紫陽花と、ライトアップされた幻想的な夜の紫陽花、両方の表情を楽しめるのは車で訪れる旅行者ならではの特権です。
周辺には米沢牛の名店も点在しており、グルメ旅としても満足度が高いエリアです。キャンピングカーや車中泊の場合は、上杉神社周辺の駐車場や近隣の道の駅を利用すると便利でしょう。米沢市内から小野川温泉方面へ向かう途中に位置するため、温泉巡りと組み合わせた旅程も組みやすいのが魅力です。
施設名 | 詳細情報 |
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出塩文殊堂駐車場 | 約30台収容 |
車中泊推奨 | 道の駅米沢(車で約20分) |
置賜白川ダム周辺 | 車中泊可能スポットあり(要確認) |
上杉神社 | 米沢の観光名所(車で約15分) |
小野川温泉 | 効能高い温泉街(車で約25分) |
米沢牛専門店 | 市内に多数点在 |
米沢城址 | 松が岬公園(車で約15分) |
道の駅田沢 | 新鮮な地元野菜が購入可能(車で約30分) |
キャンピングカー・車中泊で叶える、理想の紫陽花旅
東北地方のあじさいスポットを車で巡る旅の最大の魅力は、その自由度の高さにあります。公共交通機関では訪れにくい場所でも、車があれば気軽に訪問できます。また、紫陽花は雨に濡れた姿が特に美しいと言われますが、梅雨時期に旅館やホテルを予約すると、天候不順による予定変更が難しくなります。一方、キャンピングカーや車中泊なら、天気予報を見ながら柔軟に行程を調整できるのが大きなメリットです。
さらに、東北地方は南北に長く、紫陽花の見頃も地域によって異なります。通常7月下旬には見頃を過ぎる南部のスポットでも、北上するにつれて8月上旬まで楽しめる場所があります。車旅なら、この「紫陽花前線」を追いかけるように北上する旅も可能になります。
キャンピングカーや車中泊の旅は、朝夕の静かな時間に紫陽花を独り占めできる特別な体験をもたらしてくれます。雨上がりの早朝、まだ観光客が訪れる前の静寂の中で見る紫陽花の美しさは、忘れられない思い出となるでしょう。自然と共に呼吸し、季節の移ろいを感じながら過ごす旅。それが、東北のあじさい絶景を車で巡る旅の真の魅力なのです。

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