キャンピングカーでのんびり四国で一足早い早春のお花見！
キャンピングカーで巡る花見の旅は、時間に縛られず自分のペースで春の訪れを感じられる贅沢な体験です。桜だけではなく、梅や菜の花、ミモザといった早春の花々も見頃を迎え、静かに春を楽しむには絶好のシーズン。特に四国地方には、人混みを避けてゆったりと過ごせる花見スポットが点在しています。愛犬と一緒に散策したり、折り畳み自転車で周辺を巡ったり、BBQ器材を持ち込んでグルメを楽しんだりと、キャンピングカーならではの花見の楽しみ方をご紹介します。
1. 南楽園（愛媛県宇和島市）
南楽園は四国最大級の日本庭園で、2月下旬から3月中旬にかけて約130本の梅が見頃を迎えます。紅梅・白梅が織りなす風景は、池泉回遊式庭園の落ち着いた佇まいと相まって、静寂の中で味わう春の訪れを感じさせてくれます。
駐車スポット：南楽園の専用駐車場（無料）を利用可能。
花を見ながら食べたいもの：愛媛名物「じゃこ天」や、「鯛めし」を持ち込み、庭園のベンチで味わうのがおすすめ。
立ち寄りスポット：「道の駅みなとオアシスうわじま きさいや広場」で地元の特産品を購入したり、宇和島城の城下町を散策したりするのも一興。
2. 梅まつり（香川県高松市・栗林公園）
栗林公園は国の特別名勝に指定されている美しい大名庭園で、約170本の梅が咲き誇ります。2月下旬から3月中旬にかけて、紅梅や白梅が池の水面に映る姿は絵画のような美しさです。
駐車スポット：栗林公園北門近くの駐車場を利用可能（有料）。
花を見ながら食べたいもの：香川県名物「讃岐うどん」をテイクアウトし、梅の香り漂う園内で味わうのが至福のひととき。
立ち寄りスポット：栗林公園を訪れた後は、「屋島」へドライブし、瀬戸内海を望む絶景を楽しむのもおすすめ。
3. 国営讃岐まんのう公園（香川県まんのう町）
国営讃岐まんのう公園では3月上旬から下旬にかけて、公園内の「花の谷」では約10万株のスイセンが咲き誇ります。白や黄色のスイセンが一面に広がる様子は、まるで花の絨毯のよう。
園内には遊歩道が整備されており、ゆっくりと花を愛でながら散策を楽しめます。また、チューリップやパンジーなど、他の春の花々も楽しむことができます。
駐車スポット：公園内に大型駐車場があり、キャンピングカーでも利用可能です。
花を見ながら食べたいもの：讃岐うどんの老舗「山下うどん」のテイクアウトうどんを、花を見ながら味わいましょう。
立ち寄りスポット：近くの「まんのう池」は、四国最大のため池として知られています。
4. 西山興隆寺（愛媛県西条市）
西山興隆寺は、3月上旬から下旬にかけて、約200本の椿が境内を彩ります。静寂の中、落ち椿が敷き詰められた石畳の美しさは、まるで絵画のような幻想的な光景を生み出します。
駐車スポット：寺の麓に無料駐車場あり。
花を見ながら食べたいもの：地元特産の「伊予柑大福」や、「いもたき」を味わいながら、春のひとときを楽しむのがおすすめ。
立ち寄りスポット：「石鎚山ロープウェイ」に乗って、四国随一の霊峰・石鎚山の絶景を楽しむのも良い。
5. 五郎の菜の花畑（愛媛県大洲市）
大洲市の五郎地区では、3月になると一面に広がる菜の花畑が黄金色に輝きます。川沿いに広がるこの花畑は、まるで春の絨毯のように広がり、穏やかな風景が旅人を迎えてくれます。ここでは、自然の美しさとゆったりとした時間を心ゆくまで堪能できます。
駐車スポット： 五郎河川敷公園の駐車場が利用可能で、キャンピングカーでも安心して停められます。
花を見ながら食べたいもの： 地元の「伊予牛コロッケ」や、「伊予柑を使ったスイーツ」を持ち寄って、のんびりとピクニック気分を楽しむのもおすすめです。
立ち寄りスポット： 近くの「臥龍山荘」で、美しい庭園と大洲の歴史を感じながら過ごす時間も格別です。
キャンピングカーで花見を楽しむ魅力
キャンピングカーなら、花見スポットを自由に巡りながら、自分好みの過ごし方ができます。愛犬とともにのんびり散策したり、折り畳み自転車で周囲を探索したり、気に入った場所でBBQを楽しんだりと、アウトドアならではの楽しみ方が広がります。
また、花見酒を嗜んだ後は、そのまま車内で一泊して安全に帰宅できるのも魅力。混雑を避けた静かなスポットで、美しい花々とともに心安らぐひとときを過ごしてみませんか？
春の四国をキャンピングカーで巡る旅は、花と自然に囲まれた贅沢な時間を叶えてくれることでしょう。
